アメリカ政府は来月、バイデン大統領と中国の習近平国家主席による米中首脳会談を実現するため、米中が協力していくことで合意したことを明らかにしました。

アメリカのホワイトハウスによりますと、サリバン大統領補佐官と中国の王毅政治局員兼外相は27日会談し、来月サンフランシスコで開かれるAPEC=アジア太平洋経済協力会議にあわせて、首脳会談を実現するため協力していくことで合意しました。

また、バイデン大統領も王毅氏とおよそ1時間にわたって面会し、バイデン氏は米中両国が競争を責任を持って管理し、オープンな意思疎通を続けることの重要性を強調したということです。

王毅氏はワシントン訪問中にブリンケン国務長官とも2日連続で、あわせて6時間以上会談していて、首脳会談での議題になることをにらんで▼台湾や東シナ海・南シナ海の情勢のほか▼軍や国防当局間の対話の再開、また▼イスラエルと「ハマス」の戦闘などについて議論しました。

米中首脳会談が実現すれば、去年11月以来およそ1年ぶりで、安全保障と経済の多くの分野で対立する米中関係の安定化につながるかが焦点になります。