緊張が続くパレスチナ自治区ガザ情勢をめぐり、イスラエル軍は「地上部隊が作戦を拡大する」と明らかにしました。イスラエル南部からの報告です。
イスラエル南部・ガザ地区から1.5キロほどのところです。イスラエル軍が「地上での作戦を拡大する」と発表してから3時間以上経過しましたが、いまも数秒に1度の頻度で爆発音が響き、ガザ地区に対する激しい攻撃が続けられています。
イスラエル軍 ダニエル・ハガリ報道官
「ここ数日、我々が行った攻撃に加え、今夜、地上軍は活動を拡大する。イスラエル軍はこの戦争の目的を達成するため、全てのレベルで圧倒的な力を使って行動する」
イスラエル軍は改めてガザ北部の住民に対して、南部へと移動するよう警告。
そのガザ北部上空では、私たちJNNのクルーがイスラエル側による砲撃や空爆の赤い光を何度も確認しています。
激しい炎が上がった後、建物が揺れるほどの大きな爆発音が鳴り響いていて、時折マシンガンの音も聞こえるなど、これまでにない規模での攻撃が加えられていることが分かります。
また、ガザとの境界近くでは、地上部隊を援護するためとみられる照明弾が上がる様子や、偵察用のドローンが飛行する様子も確認できています。
こうしたなか、アメリカメディアはイスラエル軍広報官の話として「本格的な地上作戦ではない」と報道。
ただ、7日に始まったハマスとイスラエル軍の戦闘では双方の死者は8700人以上となっていて、今後、この規模での攻撃が続けば、ガザ側の死者が大幅に増えることは避けられません。
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