中国政府が12月から電気自動車のバッテリーなどに使う「球状黒鉛」の輸出規制を行うことについて、中国商務省は26日、「いかなる特定の国や地域も対象としていない」と主張しました。
中国は12月1日から、電気自動車のバッテリーやミサイルの部品などに使われる「球状黒鉛」について、輸出にあたり当局の許可を必要とする規制を始めます。
中国は「球状黒鉛」の世界全体の生産の62%を担っていて、EU=ヨーロッパ連合が、域内に輸入される中国製の電気自動車に対して中国当局が不当な補助金を支出していないか調査を始めたことへの対抗措置の可能性などが指摘されています。
これについて、中国商務省は26日の記者会見で次のように主張しました。
中国商務省報道官
「中国政府は法に基づいて輸出管理を実施し、正常な調整を行い、いかなる特定の国や地域、産業も対象としていない」
中国は8月から、半導体の材料となるゲルマニウムとガリウムの関連製品の輸出規制も開始していて、中国が圧倒的シェアを占める原材料を武器にして、欧米からの規制に対抗する姿勢を鮮明にしています。
【「宗教」で読み解くアメリカ】「福音派」著者・加藤喜之/トランプ政権と宗教の距離感/イラン攻撃を“神の名”で正当化/ピーター・ティールの“ワンピース論”の本質【BACKSTAGE AMERICA】