臨時国会がきょう、召集されました。経済対策や旧統一教会をめぐる問題などについて、与野党の論戦が始まります。国会から中継です。

内閣支持率が低迷する中、岸田総理にとってはまさに正念場と言える臨時国会となりそうです。

岸田総理
「岸田政権がどのような変化をチャンスに変えようとしているか、そしてそのチャンスを力に変えようとしているか。取り組みについて丁寧に説明をしていく、こうした国会にしたい」

臨時国会の会期はきょうから12月13日までの55日間で、このあと、健康問題を理由に辞任願を提出している細田衆院議長の辞任を許可し、後任に自民党の額賀元財務大臣を選出する予定です。

政府・与党は物価高などに対応するため、来月初めに新たな経済対策をとりまとめますが、臨時国会では、その財源の裏付けとなる補正予算案の早期成立を目指します。

また、岸田総理は所信表明演説で、「税収増の国民への還元」などを訴え、午後、与党の政調会長らに期限付きの所得税の減税を検討するよう指示する見通しです。

Q.もう一つの焦点である旧統一教会をめぐる問題では、どのような論戦が予想されるのでしょうか?

注目されるのは、被害者救済に向けた財産保全をめぐる扱いですが、与野党で意見が分かれています。立憲民主党や日本維新の会は早速、教団の財産保全を可能とする法案を国会に提出しました。

ただ、自民党や公明党は野党案について、「明かな憲法違反で、憲法が保障する財産権を制限するような措置は難しい」と法案化には慎重な姿勢を見せていて、現時点では結論が見通せない状況です。