アルメニア政府はアゼルバイジャンとの係争地からの避難民が10万人を超えたと明らかにしました。アルメニアの首相は「現地のアルメニア系住民は近くいなくなる」との見通しを示しています。

アルメニア政府は30日、係争地ナゴルノカラバフから本土へのアルメニア系住民の避難民が10万人を超えたと発表しました。

アゼルバイジャンが今月19日に軍事行動を開始する前には、ナゴルノカラバフのアルメニア系住民はおよそ12万人いたとみられ、その8割以上が避難したことになります。

これに先立ち、現地のアルメニア人系勢力「ナゴルノカラバフ共和国」は年内での「共和国」の解体を表明していて、アルメニアのパシニャン首相は「現地のアルメニア系住民は近くいなくなるだろう」との見通しを示していました。

一方、アゼルバイジャンはかつて現地で暮らしていたアゼルバイジャン系の元住民が2000人帰郷したとしていて、統合に向けた動きが進むものとみられます。