1億円以上かけてつくられた船に、巨大な釜…。韓国で多額の公金を使って造られた物が無用の長物となる事例が相次ぎ、「血税の無駄遣い」との批判が出ています。
およそ430年前、朝鮮出兵に踏み切った日本を苦しめたとされる亀甲船。韓国南東部の自治体・慶尚南道は13年前、観光資源にするため、今の日本円で1億7000万円あまりを投入し、亀甲船を再現した船を造りました。しかし…
韓国 YTNニュース
「韓国産の松を使おうとしましたが、80%は安価な外国産の木が使われました」
さらには、海に浮かばせようとしたところ浸水してしまい、引きあげられ放置される事態に。今年7月に解体され、木材は燃料として火力発電所に送られました。
韓国ではこのように、自治体が多額の公金を投入したのに“厄介者”となる事例が後を絶ちません。
中部・クェサン郡では…
記者
「駐車場の脇に大きな釜が置かれていますね。2階建ての建物くらいの大きさでしょうか」
この超大型の釜は20年前、住民の団結を図るという名目で、およそ5500万円にのぼる寄付金や予算を使って造られました。
大きさでギネス世界記録に挑戦しようとしましたが、完成後、オーストラリアに、より大きな物が存在することが判明。内部の温度差が大きいことから調理も難しいと分かり、16年前からはすっかり使われなくなりました。
地元住民
「頭の良い人たちに何か活用法を考えてほしいです」
「無用の長物をなんでずっと持っているの?撤去した方が良いと思います」
負のイメージを刷新するため、クェサン郡を管轄する忠清北道は先月、釜の使い道を募集。400件ほど意見が集まり、今月結果を発表する予定です。
クェサン郡には行く先が案じられている物がほかにも…
記者
「4年前に完成した水産工業団地ですが、中にある飲食店はかなり閑散としています。そして、その目の前で今、水族館の建設が行われています」
こちらの水産工業団地はおよそ25億円をかけ、4年前に完成しました。来年春にできる水族館で観光客の誘致を図ろうとしていますが、韓国メディアからはこれにも効果を疑問視する指摘が出ています。
【速報】双子パンダ「シャオシャオ」「レイレイ」が中国・四川省の施設に到着 検疫のため隔離される予定