インド南部で駅に停まっていた列車の車両が燃え、少なくとも9人が死亡した火災。夜明けのコーヒーがきっかけとみられています。

激しい炎に包まれる車両。インド南部タミルナド州の駅の停車場で26日、列車の車両から出火し、地元当局によりますと、少なくとも9人が死亡、55人が窓を割るなどして救助されたということです。

火災が発生したのは朝の5時ごろで、コーヒーをいれようとした乗客らがコンロに火をつけたところ、突然ガスボンベが爆発。火を消し止めるのに2時間ほどかかったということです。車両へのガスボンベの持ち込みは禁止されていました。

列車の乗客は巡礼者で、この駅に2日間、停車することになっていました。