きょうの東京株式市場で、日経平均株価は一時600円以上値下がりしました。

前日のアメリカ市場で、長期金利の急上昇をうけて割高感が目立ったハイテク株を中心に売り注文が膨らんだことが重荷となっています。

アメリカでは、先週1週間で新たに申請された失業保険の件数が2週間連続で減少していたことから、労働市場の需要の引き締まりが確認されていました。

さらに、25日、FRBのパウエル議長が国際経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」で講演する予定で、ここで金融引き締めの長期化につながるような発言が出るのではという警戒感がアメリカの長期金利の上昇につながりました。