東京電力・福島第一原発の処理水があすにも海に放出されるのを前に、西村経産大臣はスーパーなど小売業界のトップらに対し、風評を抑える対策に協力を求めました。

西村経産大臣
「これからも変わらず三陸常磐もの、ぜひ取り扱いをしていただけるように心からお願い申し上げたい」

あすにも原発処理水の海洋放出が行われるのを前に、西村大臣は先ほど、スーパーや百貨店のトップらと面会しました。

そのうえで、処理水の放出後も三陸や常磐で水揚げされた水産物を店で取り扱うことや販売促進に協力を求めました。

これを受けて、日本チェーンストア協会の三枝会長は「三陸や常磐の水産物はこれまで通り扱っていきたい」と意欲を示した上で、「消費者が安心できるよう万全な対策を行ってほしい」と政府に対して求めました。