レギュラーガソリンの価格が15年ぶりの高値となっています。政府の補助金が段階的に減っていることを背景に14週連続で値上がりしています。

資源エネルギー庁によりますと、今月21日時点のレギュラーガソリンの全国平均価格は前の週と比べて1円80銭高い、1リットルあたり183円70銭でした。14週連続の値上がりで、2008年以来15年ぶりの高値です。

▼政府が石油の元売り会社に支給しているガソリン補助金を段階的に縮小していることや、▼円安によって原油の輸入価格が上昇していることなどが要因です。

ガソリン補助金の補助率はあすから30%に引き下げられ、1リットル当たりの補助金額は10円になるということです。

調査した石油情報センターは「来週もガソリン価格は値上がりする」と予想しています。