人材不足対策に大手銀行が異例の対応です。三菱UFJ信託銀行は転勤に一律50万円の一時金を支給する制度を導入します。

三菱UFJ信託銀行は、今年10月から引っ越しを伴う異動で一律50万円の一時金を支給する制度を新たに導入します。

対象は全国転勤が前提となっている総合職のおよそ4500人で、引っ越しに伴う手当とは別に賞与に上乗せする形で支給するということです。

年に200人ほど転居を伴う異動があるということですが、共働きの家庭が増えたことなどにより転勤の負担が大きくなっていたということです。

引っ越しに伴う手当や、単身赴任の際の自宅への交通費補助などとは別に用途を問わない一時金を支給することで、社員の負担感を少しでも軽減し人材をつなぎ止めることが狙いです。