家庭で消費するモノやサービスの値動きをみる7月の全国の消費者物価指数は、去年より3.1%上昇しました。上昇率は6月から0.2ポイント下がり、2か月ぶりに縮小しました。

総務省が発表した7月の全国の消費者物価指数は、変動の大きい生鮮食品を除いた指数が105.4となり、去年7月より3.1%上昇しました。

上昇幅は6月から0.2ポイント下がり、2か月ぶりに縮小したものの、物価上昇率が3%以上となるのは11か月連続です。

原材料高や円安、物流費上昇の影響で食品の値上がりが相次いでいて、▼鶏卵が36.2%、▼炭酸飲料が16.4%、▼ハンバーガーが14.0%、▼アイスクリームが11.5%上昇。生鮮食品を除く食料は9.2%上昇し、48年ぶりの歴史的上げ幅が続いています。

そのほか、▼トイレットペーパーが14.8%、▼通信料が10.2%、▼宿泊料は15.1%上昇しました。