今の健康保険証を来年の秋に廃止し、マイナンバーカードと一体化する政府の方針について、菅前総理は「早急に推進すべきだ」と述べました。
マイナンバーをめぐるトラブルが相次ぐなか、岸田総理は来年秋に今の保険証を廃止し、マイナンバーカードに一体化する方針を当面維持するとしたうえで、総点検の結果によっては、保険証の廃止時期を見直す可能性にも言及しています。
こうしたなか、これまでマインバーの普及に力を入れてきた菅前総理が沖縄県那覇市で記者団の取材に応じ、一体化の意義を強調しました。
菅義偉前総理
「マイナカードと健康保険証一体化は、デジタル化を進めるうえの象徴的な取り組みであり、早急に推進していくことが重要だ」
菅氏はこのように述べたうえで、マイナンバーをめぐるトラブルについては「国民の間に不安が生じているのも事実」で「総点検を実施し、不安払拭を行うべきだ」と述べました。
一方、早ければ今月下旬にも実施される東京電力・福島第一原発の処理水の海洋放出については、「決して先送りできない課題だ」と強調。安全性の確保と風評被害対策を実施し、地元関係者への丁寧な説明を重ねたうえで、海洋放出を実施すべきとの考えを示しました。
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