ビッグモーターが自動車保険の保険金を不正に請求していた問題で、損害保険大手の損保ジャパンはビッグモーターと保険代理店の委託契約を終了することで合意しました。

損保ジャパンは先月、ビッグモーターとの保険代理店の委託契約を解除すると明らかにしていましたが、契約を終了することでビッグモーター側と合意したと発表しました。

そのうえで、ビッグモーターの新たな経営陣に対し、過去に行った全ての車の修理について、第三者による調査を行うよう要請していることを明らかにしました。

損保ジャパンはこれまでにビッグモーターに37人の出向者を出していたほか、ビッグモーターからの保険金の請求などを一括して扱う専門チームを作るなど、親密な関係を続けてきました。