フランスの自動車大手ルノーは、保有するロシア自動車の株式68%を売却すると発表しました。ロシアから当面の事業撤退です。
ルノーは16日、保有するロシアの自動車大手「アフトワズ」の株式およそ68%をロシア国営の自動車研究機関に譲渡することを取締役会が全会一致で承認したと発表しました。また、3月から操業を止めていたモスクワ工場を運営する子会社株も、全てモスクワ市に売却するとしています。
ロシアからの事業撤退となりますが、「アフトワズ」株については、今後6年間、買い戻す権利を持ち、復帰の道も残しました。
ルカ・デメオ最高経営責任者は声明で、「困難だが、必要な決断だった」としています。

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