北朝鮮がけさ、日本海に向けてICBM=大陸間弾道ミサイル級のミサイル1発を発射しました。

松野博一官房長官
「今回の発射行動は国際社会全体への挑発をエスカレートさせる暴挙であり、断じて容認できません」

きょう午前7時9分ごろ、北朝鮮は平壌近郊からICBM級の弾道ミサイル1発を発射しました。

およそ70分ほど飛翔し、北海道の渡島大島の西、およそ200キロの日本のEEZ=排他的経済水域の外に落下しました。航空機や船舶などへの被害の情報はないということです。

松野官房長官は「安保理決議に反する」と非難し、北朝鮮へ厳重に抗議したことを明らかにしました。政府内では、現在実施中の米韓合同軍事演習や、きょう開かれる日韓首脳会談を意識したものとの見方が出ています。