世界の軍需企業などが参加する、防衛装備品の大規模な見本市が日本で始まりました。会場には来日しているウクライナの国防次官も姿を見せています。

千葉市の幕張メッセで開幕した「DSEI JAPAN」には、65か国、250を超える国内外の軍需企業などが出展しています。

日本からは防衛装備庁も出展していて、各国との技術協力の拡大のほか、防衛装備品の輸出を推進したい考えです。

会場には来日中のウクライナの国防次官も訪れ、現状を訴えました。

ウクライナ ハブリロフ国防次官
「我々は彼ら(ロシア)を恐れていない」

ただ、防衛省などが防衛装備品の見本市を後援していることには「紛争を助長しかねない」と指摘する声も上がり、会場の外では抗議活動も予定されています。