一般会計の歳出総額が過去最大の114兆円を超える2023年度予算案が先ほど、衆議院を通過しました。
2023年度予算案は衆議院本会議で採決が行われ、与党の賛成多数で可決されました。
立憲民主党 野間健衆院議員
「本予算最大の焦点はやはり、5年間で総額43兆円規模を確保するとした防衛費であります。防衛関連予算の中身は驚くべき兆単位のどんぶり勘定であります」
立憲民主党は「防衛費の増額は最初から数字ありきで合理性を欠いている」「子ども・子育て政策を後回しにしている」などと批判しました。また、去年、野党としては異例の賛成に回った国民民主党は「賃上げや子育て支援策が不十分」などの理由で今回は反対しました。
あすから審議の舞台を参議院に移しますが、憲法の衆議院の優越規定により、年度内の成立が確定しました。
防衛力の強化や少子化対策などを盛り込んだ2023年度予算案は一般会計の歳出総額が114兆3812億円で、11年連続で過去最大を更新しています。
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