松野官房長官は、岸田総理が1日の予算委員会で同性婚について「社会が変わってしまう」などと答弁したことについて、「答弁案は法務省が作成したもの」「荒井前総理秘書官は関与していない」と説明しました。

松野官房長官
「荒井元秘書官は関与していないと承知をしております」

松野官房長官は、岸田総理が1日の予算委員会で同性婚をめぐり、「家族観、価値観、社会が変わってしまう」と答弁したことについて、LGBT=性的少数者への差別発言により更迭された荒井前総理秘書官は関与していないと述べました。

その上で、「質疑者から通告があった質問の答弁案については法務省が作成した」「質疑応答を繰り返す中の一部にその発言があった」と説明しました。

また、この総理答弁については、「親族の範囲やそこに含まれる人の間にどのような権利義務関係を認めるかといった国民生活の基本に関わる問題で、慎重な議論が必要だという趣旨だ」と強調しました。