(ブルームバーグ):シンガポールとマレーシアの首都クアラルンプールは、インドネシアの森林火災から流れ込む深刻な煙害に見舞われており、大規模なスポーツイベントを前に大気の状態が急激に悪化している。
IQAirがまとめたデータによると、両都市は現在、世界で大気汚染が深刻な都市ワースト5に入っている。広範囲にわたる乾燥や東から南東に吹く卓越風など、今回の煙害を引き起こしている気象条件は、今後さらに1週間続く見通しだ。
マレーシアでは今週末、セパン・インターナショナル・サーキットで9年ぶりとなる自動車レースの最高峰フォーミュラワン(F1)が開催予定で、クアラルンプールではスタンダードチャータードがスポンサーのマラソン大会も行われる。
刺激臭を伴う煙害により、両イベントに支障が出る可能性がある。マラソン大会の主催者は、状況が悪化した場合に備え、緊急対応策を検討していると明らかにした。F1イベント主催者とセパン・インターナショナル・サーキットは、コメントの要請に直ちに応じなかった。
そうしたシナリオは先週末、シンガポールで現実となった。大気の質が悪化したため、ハーフマラソンの距離が直前に短縮された。
シンガポールではマレーシアに続き、10月9日からF1レースも開催される予定だ。シンガポールグランプリの主催者は、コメントの求めにすぐに返答しなかった。
原題:Singapore, Malaysia Cloaked in Haze Before Key Sports Events (1)(抜粋)
--取材協力:Andrea Tan、Kok Leong Chan、Netty Idayu Ismail、Anuradha Raghu.
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