(ブルームバーグ):トランプ米大統領は、中国の習近平国家主席と「非常に生産的な会談」を行ったと述べた。しかし、会談での合意や進展について具体的な内容は明らかにしなかった。
トランプ氏は25日朝、SNSに投稿し、前日の会談は「米中双方」にとって有益だったとの認識を示したうえで、「今後、素晴らしいことが起きるだろう」と述べた。

ただ、投稿では貿易や輸出規制、台湾問題、AIの覇権争いへの対応など、米中関係を緊張させてきた課題について、具体的な合意や進展は示されなかった。
トランプ氏はAIにも触れたが、人工知能を「スーパーインテリジェンス」と改名しようという自らの主張に重点を置いた。この主張には揶揄(やゆ)する声が上がっているほか、AIが雇用や環境、さらには人類そのものに及ぼす脅威にトランプ氏が向き合っていないとの批判も出ている。
トランプ氏は、習氏もこの改名に賛成したと主張。「あまりいい名前ではなく、しかも実態にも合っていない『人工知能』を、もっと的確で意味のある『スーパーインテリジェンス』と呼ぶことを、彼も気に入ったようだった」と述べた。
今回の習氏のワシントン訪問は、経済・軍事上のライバル国の首脳を、レッドカーペットや軍の音楽隊の演奏、豪華な国賓晩さん会で手厚くもてなすなど、華やかな演出が目立った。ただ、主な懸案への対応では、具体的な成果はほとんどなかった。
唯一の大きな発表は、習氏が米国に到着した23日夜にベッセント財務長官が明らかにした、貿易休戦の延長だった。11月に期限を迎える予定だった休戦を、1月10日まで延長するという内容だ。中国側は延長についてまだ確認していない。
原題:Trump Claims Productive Meeting With Xi But Offers No Details(抜粋)
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