米カンザスシティー連銀のシュミッド総裁は25日、物価上昇率が米金融当局の目標である2%を上回っており、政策当局はインフレ問題にまだ十分対処できていないとの認識を示した。

シュミッド総裁はカンザスシティーでの討論会で「インフレ問題はまだ解決できていない」と述べ、「インフレ率が目標を上回る状態が5年以上続いている」と指摘した。

さらに、政策当局者は株式市場のバリュエーションや経済の動向を注視しているものの、個別の動きを細かく追い過ぎることはないと述べた。

シュミッド総裁は「AIやデータセンターの建設拡大で何が起きているのかをしっかり把握する必要がある。われわれは『大き過ぎてつぶせない』AIエコシステムに向かっているのか」と発言。「われわれがデータを通じて見極めようとしているのはそこだと思う。システム全体に関わる問題が何かあるのかということだ」と述べた。

同総裁は今年、金融政策決定で議決権を持たないが、政策金利の誘導目標を3.75-4%に引き上げた今月の利上げを支持したとこれまでに述べている。

原題:Fed’s Schmid Says Officials Haven’t Fixed Inflation Issue(抜粋)

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