アメリカを訪問している中国の習近平国家主席は、晩さん会で第二次世界大戦に触れ、「両国民は日本軍国主義の侵略者に立ち向かった」と結束をアピールしました。
米中首脳会談前のスピーチでトランプ大統領は第二次世界大戦中の、両国の関係を「同盟国」と表現した上で、こう訴えました。
アメリカ トランプ大統領
「第二次大戦でともに成し遂げた偉業に目を向けよう」
当時、アメリカと同盟関係にあったのは「中華民国」だったわけですが、大統領が現在の中国を「同盟国」と呼ぶのは異例です。
一方、習近平国家主席は、去年の高市総理の台湾有事をめぐる発言以降、「第二次大戦の勝利の成果を守らなければならない」などと日本に対抗するよう、国際社会に呼びかけてきました。
こうした中、日本時間のけさ、ホワイトハウスで開かれた晩さん会の場で習主席はこう述べました。
中国 習近平国家主席
「(戦時中)両国の国民は肩を並べて戦い、日本軍国主義の侵略者に立ち向かった」
習主席は「血と火によって鍛え上げられた友情は必ずや世代を超えて継承されていく」と、アメリカとの結束をアピールしました。
米中トップ会談の場で習主席が日本の軍国主義に言及し、「抗日の物語」に、日本の同盟国であるアメリカを巻き込もうとしたことは今後、波紋を広げることになりそうです。
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