アメリカのワシントンで4か月ぶりとなる米中首脳会談が行われ、習近平国家主席はトランプ大統領に対し、台湾の独立に反対するよう求めました。また、先ほどの晩さん会では「日本軍国主義」に言及しました。
アメリカ トランプ大統領
「首脳会談では安全保障・技術・人工知能に関する喫緊の課題についても議論する予定だ」
中国 習近平国家主席
「中国とアメリカの2大国は人類の発展と進歩を促進するという歴史的な重責を担っている」
首脳会談は2人のスピーチの後、非公開で行われました。
中国国営の新華社通信によると、焦点とされたAI=人工知能をめぐり、習主席が「乱用や悪用を共同で防止すべきだ」と指摘。トランプ大統領も「協力を強化すべきだ」と応じ、対話を続ける考えで一致したということです。
一方、会談で中国側が踏み込んだのが「台湾問題」です。習主席はトランプ大統領に、「『台湾独立』に反対するという正しい立場を堅持し、台湾問題を慎重に処理し、米中戦略協力と両国関係の発展のための強固な基盤を築くことを期待する」と要求しました。アメリカ側は現時点で会談の内容を公表しておらず、トランプ大統領がどんな発言をしたのかは明らかになっていません。
記者
「習近平国家主席がホワイトハウスに到着しました。トランプ大統領との晩さん会にのぞみます」
また、習主席は先ほど行われた晩さん会でスピーチに立ち、第二次世界大戦に触れながら、「両国の国民は肩を並べて戦い日本軍国主義の侵略者に立ち向かった」と主張。「血と火によって鍛え上げられた友情は必ずや世代を超えて継承されていく」と両国の結束をアピールしました。
習近平氏「中国とアメリカの国民は日本軍国主義に立ち向かった」第二次世界大戦への歴史観に言及 米中首脳会談で“異例の外交”