ベッセント米財務長官は20日、中国の何立峰副首相らとニューヨークで行ったAIや貿易、投資を巡る協議について「非常に成功した」と評価した。24日には首都ワシントンで、トランプ米大統領と中国の習近平国家主席の首脳会談が予定されている。

数時間にわたる協議後、ベッセント氏は記者団に対し、米中がAIに関する対話の枠組みを設け、共通の目標や脅威について見解を共有することで合意したと明らかにした。両国は再び協議する予定で、中国の李成鋼商務次官(国際貿易交渉代表)は、作業部会が21日も協議を続けると述べた。

ベッセント氏は「米国は両国間に通知メカニズムを設けることを提案した。われわれは共通の目標と共通の脅威について認識を共有したい」と述べ、この枠組みを「米中AI対話」と呼ぶと付け加えた。

この日の協議に同席した米通商代表部(USTR)のグリア代表は、24日に予定される米中首脳会談が成功するよう、両国が「土台を整えている」と述べた。李氏はこれに先立ち、協議は良好な雰囲気の中で行われたと語った。

米中は今年導入した「貿易委員会」の枠組みの下、双方それぞれ300億ドル(約4兆7000億円)相当の製品を対象に貿易障壁を緩和する取り組みを進めており、その一環として米国産エネルギーや農産物への関税引き下げなどを協議していると、ブルームバーグはこれまで報じた。また、最近はAIが米中間の新たな対立軸として浮上していた。

ベッセント氏と何氏が対面で協議するのは、トランプ氏が5月に北京を訪問する数日前にソウル近郊で会談して以来、4カ月ぶりだった。

原題:Bessent Hails ‘Very Successful’ China Talks on AI, Trade (1)(抜粋)

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