米エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は、AIが人類を絶滅させるリスクはないとの見方を示し、AIによる終末論に改めて反論した。

フアン氏はCBSニュースとのインタビューで、「どのように表現されようとも、2030年が世界の終わりになることはない」と述べ、「世界の終わりになる可能性は0%だ」と語った。

フアン氏はここ数日、複数のイベントに登壇し、AIは安全に管理できるとの立場を繰り返し表明している。AI向け半導体の最大手であるエヌビディアを率いるフアン氏は、新たな規制は必要ないとも主張している。

アンソロピックのAI研究者だったジェイコブ・コクソン氏が今月初めに退職したことをきっかけに、AIを巡る懸念が広がった。同氏は、AIを開発する研究者らが「AIによって2030年までに全人類を死に至らしめる可能性があると真剣に考えている」と警告した。

20日に全編が放送される予定のCBSのインタビューで、フアン氏はAI業界は開発ペースを落とすべきではないと主張。「他がどうするかに関係なく、われわれは可能な限り速く進むべきだ」と述べた上で、「しかし、準備が整う前に製品を出荷したり、安全でない製品を提供したりすることは決してしないし、決してすべきではない」と語った。

原題:Nvidia CEO Says There’s ‘0% Chance’ That World Will End in 2030(抜粋)

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