改造内閣の顔ぶれ 高市総理にどんな狙いが?

井上貴博キャスター:
第2次高市改造内閣の顔ぶれが決まりました。
【第2次高市改造内閣】
総務:藤井比早之(55)
法務:山下貴司(61)
外務:茂木敏充(70)※留任
財務:片山さつき(67)※留任
文部科学:関芳弘(61)
厚生労働:上野賢一郎(61)※留任
農林水産:簗和生(47)
経済産業:赤沢亮正(65)※留任
国土交通:井林辰憲(50)
環境:笹川博義(60)
防衛:小泉進次郎(45)※留任
官房長官:木原稔(57)※留任
デジタル:古川俊治(63)
復興:細野豪志(55)
国家公安:葉梨康弘(66)
規制改革:中司宏(70)※維新
成長戦略:城内実(61)※留任
経済安全保障:小野田紀美(43)※留任

TBS報道局政治部長 岩田夏弥:
今回、18人の閣僚のうち、10人が交代しました。ある程度変わったと思います。
ポイントは、まず「臨時国会に向けた“手堅い布陣”」。10月から臨時国会が始まりますが、「消費税減税」や「衆議院の定数削減」といった非常に重い課題に直面することになります。
高市総理としてはそれぞれの担当分野に明るい議員を大臣において、とにかくミスなく乗り切っていきたいという狙いがあると思います。
もう一つが「不記載議員の登用」。今回、自民党旧安倍派の裏金問題をめぐり、政治資金収支報告書に不記載があった議員2人が入閣しました。
高市総理としては、(問題発覚から)すでに2回の総選挙を経て、それぞれ当選した議員なので、役職に就いて活躍してほしいという考えで、この人事はまさに旧安倍派の議員に対するメッセージにもなります。
それらを経て、高市総理としては2027年の自民党総裁選の再選をとにかく目指したい。一つでも多く政策を実現し、高い支持率を維持し、党内の結束を固めたいというところです。
井上キャスター:
林氏の処遇について注目が集まっていましたが、これは、高市総理が閣外に出てもらおうという判断なのか、それとも林陣営にオファーしても入閣してくれなさそうと思ったからなのか。どのような思惑があったのでしょうか。

TBS報道局政治部長 岩田夏弥:
今回、選ばれなかったのは断ったからなのか、まだ明確にはなっていません。
林氏は、17日の退任の会見で、次の総裁選について「総務大臣としての退任会見なので、今日はお答えを差し控えたい」と述べました。
ただ、これからは自由な立場になるわけで、発言のタイミングや内容によっては自分自身に批判が来る可能性もあります。
まずは、臨時国会で高市政権に対して林氏が何か物を言う場面が出てくるのか。そこが焦点の一つになってくると思います。
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<プロフィール>
岩田夏弥
TBS報道局政治部長
元官邸キャップ
小渕総理以来、主に政治取材を担当