(ブルームバーグ):韓国のSKハイニックスは、利益分配ボーナス(賞与)の半分を現金で支給することで労働組合と合意した。生産に支障が出る恐れもあった労使紛争が決着した。
世界2位の半導体メモリーメーカーであるSKハイニックスは16日に発表した資料で、労組の約57%が修正された賃金・団体協約を承認したと明らかにした。最新合意では、利益分配ボーナスの50%を現金、残り半分を自社株で支給する。従来提案されていた現金40%、株式60%の配分を改めた。
今回の合意により、労使間の緊張が解消した。8月の暫定合意では組合員の50.08%が反対票を投じて否決され、その後2週間ほど再交渉が行われていた。SKハイニックスは、AI開発の中核となるアクセラレーター向けに必要な広帯域メモリー(HBM)を米エヌビディアなどの半導体メーカーに供給している。
大きな争点となっていたのは、利益分配ボーナスの相当部分を現金から株式に切り替える経営側の提案だった。従業員が直ちに売却できない譲渡制限付き株式も含まれ、労組は当初、昨年合意した利益分配の枠組みを損なうとして、この提案に反対していた。
原題:SK Hynix Strikes Labor Union Deal to Pay Half of Bonuses in Cash(抜粋)
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