(ブルームバーグ):バンク・オブ・アメリカ(BofA)によると、ここ数カ月に欧州と英国の国債を大量に買い込んだ投資家は、相場の急落を受け、その判断を後悔しているもようだ。
BofAの調査によると、回答者は8月初め以降、金利低下を見込んで債券を積み増し、金利見通しに対して楽観的な見方を弱めてからも、ポジションを維持した。エネルギー価格の急騰でインフレ懸念が強まる中、債券利回りは急上昇しており、世界の他の債券市場での売りも、この流れに拍車をかけている。
BofAのラルフ・プロイサー氏らストラテジストは、11日のリポートで「ユーロとポンドでは、実際の金利ポジションと金利見通しのかい離が過去最大となっている。買い手の後悔は顕著だ」と述べた。
BofAのストラテジストは「これは、今週、中銀政策を巡る市場の織り込みが修正され、英国債とドイツ国債でこれほど大きな売りが出たことの説明にもなる。特に、大半の投資家は欧州中央銀行(ECB)が来年には政策を反転させざるを得ないと引き続きみている」と述べた。
こうした動きにより、利回りは数十年ぶりの水準に達している。フランス10年債利回りは4.46%と、金融危機時以来の高水準で推移し、ドイツ10年債利回りも10日、2009年以来の高水準に上昇した。英国債も売りに巻き込まれ、30年債利回りは6%近くまで上昇した。
原題:Investors in European Debt Are Getting Buyers’ Regret, BofA Says(抜粋)
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