(ブルームバーグ):中国のテクノロジー株が米国の同業銘柄とのバリュエーション格差を縮めるには、国内のAIを巡る新たな材料が必要になると、ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)が指摘した。
BIによると、中国の主要テクノロジー8銘柄「チャイナ・テック8」は、米大型テクノロジー7銘柄「マグニフィセント7」に対して50%超のディスカウントで取引されており、その差は今年最大となっている。先週、世界の市場がAI関連の勢いを背景に反発する中、こうした状況が中国テクノロジー株の重しとなっているという。
BIのアナリスト、マービン・M・チェン氏はリポートで「中国株は取り残された。国内のテクノロジー株が米テクノロジー大手で構成するマグニフィセント7に一段と後れを取ったためだ」と指摘。「米中競争でAIの果たす役割が増す中、中国株の回復が次の段階に進むには、エージェント型AIでより明確な進展が示されることが重要になりそうだ」と述べた。
トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は先週の首脳会談で、AIを巡る激しい競争について協議した。BIによると、米中の貿易休戦は安定をもたらす一方、短期的な上昇余地は限定的だ。
一方、8月の中国のAIチャットボットランキングでは、DeepSeek(ディープシーク)と字節跳動(バイトダンス)が上位を占めた。BIが別途示したところによると、中国国内の上位8つのチャットボットへのウェブ訪問数は7億8300万回と、過去最高に近い水準を維持した。
原題:China Tech Needs AI Catalyst to Close Valuation Gap, BI Says(抜粋)
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