(ブルームバーグ):中国の工業企業の利益は、減少した昨年11月以来最も低い伸びにとどまった。原油高やAI関連産業に偏った回復の限界が浮き彫りになった。
国家統計局が28日発表した8月の工業企業利益は前年同月比4.2%増となった。7月の11.2%増から大幅に鈍化し、ブルームバーグ・エコノミクス(BE)の予想(8%増)にも届かなかった。1-8月は前年同期比15.7%増だった。
国家統計局の于衛寧氏は声明で、8月の減速について前年の比較対象が高かったためと説明した。1-8月では利益増加分の3分の2近くをエレクトロニクス産業が占め、「重要な下支え」となった。一方、原材料産業の寄与度は6.2ポイントだったという。
世界的なAIスーパーサイクルとイラン戦争に伴う商品価格上昇が今年、中国の工場や鉱山の利益を押し上げてきた。一方、内需は低迷が続き、回復は偏ったままだ。利益の伸びは4カ月連続で鈍化した。
原題:China’s Industrial Profits Grow at Weakest Since November Slump(抜粋)
もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
©2026 Bloomberg L.P.