片山さつき財務相は4日の閣議後会見で、ベッセント米財務長官は「タカイチノミクス」を非常に評価しているとし、日本が進める経済政策に対して米国側から何か要求されたということはないと語った。

片山財務相は、1日(日本時間2日)に閉幕した20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の合間に行われた日米財務相会談に関し、ベッセント長官は「アベノミクスも当時のものとして非常に素晴らしかったと評価し、今のタカイチノミクスも非常に評価をしていただいた」と発言した。

片山さつき財務相

その上で、高市早苗政権は積極財政の下、強い経済を作るという成長路線と財政の持続可能性の「二兎(にと)を追っている」と理解していただいている、と述べた。

ベッセント長官は日本に対して利上げの必要性を繰り返し訴えている。G20会議終了後の会見では、大胆な金融緩和などを柱に経済成長を目指したアベノミクスから、政策をシフトする必要があるとの認識を示した。

片山財務相は、ベッセント長官から「私に対してオフィシャルな要求をするということはない」と説明。一方的な政策の要求はなかったということで日米は一致していると語った。

--取材協力:横山恵利香.

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