鉄鉱石商社ラディアント・ワールドは、世界各地の拠点で複数の従業員を削減した。事情に詳しい関係者が明らかにした。一部の銀行や取引先が取引を打ち切ったことで同社は圧力にさらされている。

ブルームバーグは7月31日、ラディアント・ワールドが銀行に偽造文書を提出したとの疑いが浮上する中、複数の大手商品取引会社が同社との関係を断つ動きに出たと報じた。その後、ドイツ銀行とKBCグループは、ラディアント・ワールドがシンガポールに持つ一部口座の資金を凍結した。同社は流動性を高めるため、商品在庫の売却を進めている。

関係者によると、人員削減は主にオペレーション部門の従業員が対象で、先週実施された。情報が非公開であることを理由に、関係者は匿名を条件に語った。

対象となった従業員数や、追加削減が計画されているかどうかは現時点で明らかになっていない。関係者によれば、少なくとも5人が人員削減の対象となった。年間売上高が約120億ドル(約1兆9150億円)の同社は、ウェブサイトで「従業員は100人以上」としている。

ラディアント・ワールドの広報担当者はコメントを控えた。

ブルームバーグは先週、米司法省と米商品先物取引委員会(CFTC)がラディアント・ワールドに関わる取引について調査していると報じた。同社は不正行為を認定されたわけではなく、調査が必ず訴追につながるとは限らない。

原題:Iron Ore Trader Radiant World Cuts Jobs as Pressure Builds

(抜粋)

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