日本は、オーストラリアで極超音速兵器などのミサイル実験を実施する見通しだ。日豪が防衛協力を一段と強化していることを示す動きとなる。

マールズ豪国防相は18日、キャンベラで小泉進次郎防衛相と会談後、日本が今後10年間に豪州で発射試験を実施するための枠組みを拡充することで合意したと明らかにした。

マールズ氏によれば、日本の極超音速兵器開発計画も実験対象となる。同氏は「われわれの協力関係は完全な信頼に支えられている」と述べた。

今回の新たな取り決めは、5月の日豪合意に基づいている。日本と豪州は高市早苗首相の訪豪に合わせ、新たな装備や兵器の試験に関係するものを含め幾つかの協定に署名した。日本は現在、防衛力の増強を進めており、その一環として各種の長射程ミサイルを開発している。戦力を増強している中国人民解放軍に対する防衛などが背景にある。

日本は昨年、豪州で対艦ミサイルの試験を行った。両国は新型兵器の開発・配備も進め、豪州は日本製の艦艇も購入する。

豪政府は同日、複数の日本企業と共同開発したレーザー兵器の試作機について初実験を実施したと発表した。豪固有のフクロウにちなんで「ブーブック」と名付けられたこの兵器は、三菱電機の現地子会社が製造する。豪政府の声明によると、同社はシドニーの工場に7000万豪ドル(約79億円)を投じる。

原題:Japan Agrees to Test Hypersonics, Other Missiles in Australia(抜粋)

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