減税のメリットとデメリット 世論調査では「賛成」半数以上も…

東京大学 准教授 斎藤幸平さん:
減税をすると円安が進んでしまうのではないでしょうか。先日、日米が円買いの協調介入を実施しましたが、これで消費減税したらまた円安になる可能性がある。
そうなるとベッセント米財務長官はじめ、アメリカ政府も「せっかくやってやったのになぜこんなことをするのだ」と怒るのではないでしょうか。
国民はインフレで苦しんでいますが、株高やアメリカとの意向など全部を複合的に考えると、高市総理にとっても良い解決策はなく、これから難しい状況になっていくのではないかと見ています。
井上貴博キャスター:
減税にはメリット・デメリットどちらもあります。ただ、この議論は本来であれば選挙の前にやってくださいという話です。
自民党も野党も、目先の選挙で勝つために安易にポピュリズムに走った。これは日本の政治の責任だと思います。
党内から公然と異論が出てくるのは、党内のパワーバランスが変わっていく潮目になりつつあるのでしょうか。
TBS報道局政治部 橋口由侍 官邸キャップ:
面と向かって会議の場で反対する人が複数人いましたし、カメラの前でも「私は反対にこういう理由です」と表明する人もいました。
これらは珍しいことではありますが、かなり大多数の方が賛成しているので、出てきた異論をもとに何かしら政策や政権運営に影響を及ぼすというのは難しいのではないかと思います。
今は高市さんの“一強体制”で、そこまで揺るがないのではないかという見方をしています。