3日の株式市場で英製薬アストラゼネカの株価が下落。同社が米ブリストル・マイヤーズ・スクイブの買収を検討していたと、事情に詳しい関係者が明らかにしたことが売り材料となった。

ロンドン株式市場でアストラゼネカは一時7.8%下落。一方のブリストル・マイヤーズは時間外取引で、一時3.8%高を付けた。

ジェフリーズのマイケル・ロイヒテン氏は、「アストラゼネカの成長力とイノベーションの実績を踏まえると、このニュースにはやや戸惑いを覚える」と述べた。

アストラゼネカは、パスカル・ソリオ最高経営責任者(CEO)の下で相次ぐ大型医薬品を生み出し、がん治療薬のトップ企業の一角へと成長した。ソリオ氏は2012年にCEOへ就任して間もなく、米ファイザーによる買収案を退けた。この買収提案は、英国を代表する企業の一つを失うことへの懸念から、英政府を巻き込む事態となった。

アストラゼネカは近年、事業の軸足を米国へ移しつつあり、昨年には米国での上場先を格上げし、ナスダックに上場していた米国預託証券(ADR)に代えてニューヨーク証券取引所へ上場した。一方で、本社と主要な上場先はロンドンに維持している。

原題:AstraZeneca Shares Fall on Deal Talks With Bristol-Myers (1)

(抜粋)

--取材協力:Kelly Gilblom、Madison Muller、Subrat Patnaik.

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