中国で去年10月に拘束された政府非公認のキリスト教会の牧師ら8人が、信者からおよそ2億3700万円を騙し取ったなどとして起訴されました。

中国の政府非公認のキリスト教会「シオン教会」は、去年10月に当局に拘束された牧師ら8人が信者から1000万元、日本円でおよそ2億3700万円を騙し取ったとして、詐欺などの罪で起訴されたと7月30日にSNSで発表しました。

今年5月に行われた米中首脳会談で、アメリカのトランプ大統領は「シオン教会」の創設者・金明日牧師の釈放を要求し、中国当局は今月、金牧師を解放しましたが、他の8人は拘束が続いていました。

起訴を受けて、教会側は「詐欺罪は成立しない」としたうえで、「中国憲法が保障する市民の信仰の自由を公然と踏みにじっている」とコメントしています。

中国当局は、今年に入ってからも四川省に拠点を置く別のキリスト教会の信者を拘束するなど、非公認のキリスト教会に対する取り締まりを強化しています。