サーバーメーカーの米スーパー・マイクロ・コンピューターの株価は21日の時間外取引で約15%急伸した。この日発表した暫定決算で、四半期の新規受注により受注残が過去最高の600億ドル(約9兆8000億円)超に達したことを明らかにしたためだ。

AI処理向けにエヌビディア製半導体を搭載したスーパー・マイクロのサーバーは売り上げが急増している。一方で同社は、急拡大するAI市場で顧客への迅速な納入や競合各社との受注獲得競争を進める中、コスト管理にも取り組んでいる。同社は21日の声明で、4-6月(第4四半期)の粗利益率が15-17%になる見通しを示した。市場予想を上回る水準で、収益性の高い製品の販売拡大が進展していることを示している。

4-6月期の売上高は、従来予想の110億-125億ドルの下限付近になる見込みだとした。アナリスト予想平均は118億ドルだった。

同社株は21日終値時点で年初来13%下落している。これには先月、株式発行などを通じて70億ドルを調達する計画を発表した後、1日で28%急落したことも影響した。

同社は21日、新規受注について「今後数四半期にわたり納入される見込みだ」と説明した。これは将来の売上高に前向きな兆候であり、スーパー・マイクロがより多くの契約を獲得していることを示唆している。

同社は、8月11日に四半期決算を正式発表する予定。

原題:Super Micro Jumps After Early Results Show Rising Backlog (1)(抜粋)

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