先週金曜までだった会期を今週土曜まで延長することに決まったいまの国会。政府・与党は積み残された法案の成立を目指していますが、綱渡りの国会運営を強いられています。

高市総理
「延長された会期内で、提出した全ての法律案、政府提出法案、しっかりと成立させていただきたく、一生懸命、対応してまいります」

自民・維新が提出した「副首都法案」や、政府が提出した予防接種法改正案などを成立させるため、今週土曜の25日まで8日間、会期を延長することとなった国会。しかし、延長したからと言って、日程に余裕があるわけではありません。

きょうは祝日のため国会は開かれず、最終日の土曜も「予備日」扱いのため、実質、残り4日間しかありません。さらに金曜は、高市総理が出席する衆議院の予算委員会が開催されることから、肝心の法案審議にあてられる時間はごくわずか。まさに「綱渡り」の状態です。

こうしたなか、野党はあることをめぐって怒りを爆発させていました。

中道改革連合 中川康洋 国対委員長代行
「そもそも与党の意向で延長したにもかかわらず、その与党の議員が海外に行くという。職場放棄、審議放棄、これはやっぱり断じて許すわけにはいきませんし、断固抗議をしてまいりたいと」

怒りの矛先が向けられた1人が自民党幹部の小林政調会長。同僚議員3人と、きのうから土曜までの日程でパプアニューギニアなどに渡航し、要人と面会する予定でした。

しかし、野党側の猛抗議を受け、急きょ渡航を取りやめる事態に。

会期が延長された国会ですが、限られた時間をめぐる与野党の攻防は、今週、激しさを増すことになりそうです。