正副議長経験者4人が“金銭授受”を証言 新たに「100万円の食事代」も明らかに 

実は、福岡県議会の正副議長のポストをめぐる金銭授受の疑惑を訴えているのは吉松氏だけではありません。

元副議長 江藤秀之 福岡県議のコメント
「副議長に立候補・就任するために必要なお金であると認識しており、長年の慣例に従って支払いました。今思えば良くないことだったと深く反省しております」

江藤氏はJNNの取材に、自民党県議団の幹部に825万円を支払ったことを認めるなど、これまでに正副議長経験者4人が「金銭の授受があった」と証言しています。

そして、新たに別の元県議が「自民党県議団の幹部らの食事代などとして、就任前後で約100万円を支払った」と明らかにしました。

一方、名前が挙がった蔵内議長や中尾副議長などの自民党県議団の幹部らは、金銭の授受を一貫して否定しています。

記者
「『大金』という発言。何のお金だったのか?」

福岡県議 中尾正幸 副議長
「わかりません、見てないですから」

記者
「目の前に1000万円があったらそのことを言うとおっしゃいましたが、あの場で1000万円があったという会話ではありません」

福岡県議 中尾正幸 副議長
「え、あの場にお金があったということの…」

記者
「明日渡すという話です。目の前のこのお金をというやりとりではない」

福岡県議 中尾正幸 副議長
「明日お金を渡す?その会話の中でですね。でも、受け渡した時の音声はなぜないんですか?」

記者
「それが無いからといって、今回の音声データの証拠性が無くなることにはなりません」

音声は自身のものだと認める一方で、金銭の授受については改めて否定しました。

福岡県議 中尾正幸 副議長
「音声データは私の声紋なんでしょう。その会話もしたんでしょう。でもお金の授受はありません」

政治とカネをめぐる問題に揺れる福岡県議会。真相は、いつ明らかになるのでしょうか。