中国のAIモデル開発企業、北京智譜華章科技は、香港市場での新株発行で約40億ドル(約6500億円)を確保する方針だ。1月の香港上場以降、株価は約1500%に上昇している。

香港取引所に9日提出した資料によると、ナレッジ・アトラス・テクノロジーとも呼ばれる智譜は、1株1588香港ドルで約1980万株を発行する。価格は8日終値を約13%下回る水準となる。

募集条件によると、智譜は当初、1株1588-1698香港ドルで投資家を募集していた。これにより、ブルームバーグが先に報じた内容が裏付けられた。

調達資金は、研究開発や事業拡大、投資、企業の合併・買収(M&A)に充てる計画だ。また、資本構成の改善や運転資金の確保など、一般的な企業目的にも活用するという。

中国国際金融(CICC)が今回の案件の取りまとめ役を務める。

智譜は、コーナーストーン投資家が保有する約2568万株について、6カ月間のロックアップが8日に解除されたことを受け、新株発行の手続きを進めた。こうした投資家は国有系の機関が中心で、ロックアップ解除後も保有を続ける方針を表明している。

一方、発行済み株式全体の約40%は来年1月までロックアップが続くため、市場で売買できる浮動株は引き続き限られる見通しだ。

智譜は最近、AIモデル「GLM-5.2」を公開した。技術を無償で開放し、誰でも活用できるようにすることで、開発者を智譜のプラットフォームに呼び込み、自社のツールを世界市場に浸透させたい考えだ。

原題:Zhipu Prices $4 Billion Share Sale at Low End After 1,500% Rally、AI Firm Zhipu Prices $4 Billion Placement at HK$1,588/Share (1)(抜粋)

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