中国のAIスタートアップ、DeepSeek(ディープシーク)は、システムの処理能力を支えるため、自社製半導体を開発している。ロイター通信が7日、関係者の話として報じた。

報道によると、この半導体は新たなAIモデルの学習ではなく、学習済みのAIモデルが利用者の質問に対して回答を生成する段階の推論向けに設計されている。ディープシークは、この報道に関するコメント要請に応じなかった。

エヌビディア株は、7日の時間外取引で一時2.2%下落した。

実際のところ、あらゆる主要AI開発企業は、自社システムに最適化した半導体を開発し、競争優位を確保しようとしているとされる。OpenAIは6月、ブロードコムと共同開発した初のカスタム半導体を発表した。アマゾン・ドット・コムは、自社開発のカスタム半導体を他社のデータセンター向けに販売するとして協議を進めている。アルファベットは独自のAI半導体「テンソル・プロセッシング・ユニット(TPU)」が、旺盛な需要を集めている。

ディープシークはAI分野で世界に挑む中国の取り組みの中核的存在だ。同社は昨年、少ない半導体チップや資源で先端的なAIサービスを開発したとして、業界に驚きを与えた。ディープシークの取り組みは、米国から先端半導体の輸出規制を受ける中でも、中国企業がシリコンバレーの最先端企業と競合できることを示した。

原題:Chinese AI Startup DeepSeek Developing Own AI Chip, Reuters Says(抜粋)

もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp

©2026 Bloomberg L.P.