フィリピンで、公金の不正使用疑惑などがもたれているサラ・ドゥテルテ副大統領の弾劾裁判が議会上院で始まりました。サラ氏は出廷を拒否し、「血まみれになっても屈しない」と反発しています。

フィリピン上院では6日から、ドゥテルテ前大統領の長女で、現政権の副大統領を務めるサラ・ドゥテルテ氏の弾劾裁判が始まりました。

サラ氏は、巨額の機密費を不正に使用したほか、マルコス大統領夫妻の暗殺をほのめかし、脅迫したなどとして弾劾訴追されました。

サラ氏は7日、上院に姿を見せましたが、弁護団と面会しただけで裁判への出廷は拒否。「血まみれになっても屈しない」との声明を発表し、強く反発しています。

2028年に行われる大統領選挙への立候補を表明しているサラ氏は有力候補のひとりですが、弾劾裁判で有罪となれば罷免されることになり、次期大統領選にも出馬できなくなる可能性があります。