米マイクロソフトのゲーム事業「Xbox」部門は、「ヒットマン」や最近のヒット作「007ファーストライト」を手掛けるデンマークのゲームメーカー、IOインタラクティブが開発中のゲームについて、資金を提供し販売を担う契約を打ち切った。Xbox部門は投資判断の見直しを実施している。

非公開会社であるIOインタラクティブは、コードネーム「プロジェクト・ファンタジー」と呼ばれるこのロールプレーイングゲームの開発を継続するが、別の資金調達先を見つけるか、自社で販売する必要がある。

Xboxの広報担当者はブルームバーグ・ニュースに提供した資料で、「投資先を改めて見直しており、最優先分野に注力している」と説明した。

同担当者は「ゲームへの投資全体を減らすわけではない」とした上で、「コンテンツには昨年並みを投じる見通しだ。変わるのは投資先と、支援するプロジェクトの種類だ」と述べた。

IOインタラクティブはソーシャルメディアへの投稿で、「この新たな現実とその短期的な影響に適応しなければならない。人員に関する判断も含まれる」と説明した。同社は2023年初め、「プロジェクト・ファンタジー」に取り組んでいると発表していた。

今回の契約打ち切りは、Xboxが7月6日に開始を予定する大幅な人員削減を準備する中で明らかになった。2月に就任したアシャ・シャルマ最高経営責任者(CEO)は、自身が「リセット」と呼ぶ取り組みを主導しており、複数の子会社閉鎖につながる可能性がある。

IOインタラクティブの「007ファーストライト」は5月に発売され、批評家から高い評価を受けた。販売本数は300万本を超えている。

原題:Xbox Pulls Out Of ‘Project Fantasy’ Game From IO Interactive(抜粋)

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