イラン外務省の報道官はアメリカとの戦闘終結に向けた覚書について、両国の大統領によって電子的に署名され、正式に発効したと明らかにしました。
イラン国営放送はバガイ外務省報道官の話として、アメリカとの戦闘終結に向けた覚書について、17日に両国の大統領が電子的に署名したと報じました。
これにより覚書が最終確定し、合意が正式に発効したとしています。
覚書の署名は、14日にアメリカのバンス副大統領とイランのガリバフ国会議長によりすでに行われていましたが、バガイ氏はイラン側が大統領による署名を求めたと説明。
その理由について、「両国の最高権力者によって署名されれば、それを破るコストは当然大きくなる。過去の経験を踏まえて、その形を望んだ」としています。
また、19日にスイスで行われる予定だった署名式は行われないということです。
さらにバガイ氏は「アメリカが合意を履行しない場合、イランも履行しない」としたうえで、「アメリカ側の履行状況を厳しく監視していく」と警戒感も示しています。
こうしたなか、イスラエルと隣国レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとの間では攻撃の応酬が続いています。
中東アルジャジーラによりますと、17日、レバノン南部でイスラエル軍の攻撃があり、けが人がでたということです。
一方、イスラエル軍は、駐留するレバノン南部でヒズボラによるドローン攻撃をうけ、兵士5人がけがをしたと発表しました。
イラン外務省のバガイ報道官はイスラエルによるレバノンへの攻撃を非難したうえで、こうした事態が今後も続いた場合はアメリカによる覚書の義務違反とみなすとの認識を示しています。
米FRBが4会合連続で金利据え置き “年内利上げ予測”にトランプ大統領は「信じがたい。国を衰退させるだけ」と批判