米国ではZ世代(1997-2012年生まれ)の間で、複数の仕事を持つ人が増えている。

こうした傾向は、米国民が収入を得る方法が広範囲で変化していることを映す。米フィンテック企業ブロックのモバイル決済サービス「キャッシュアップ」の調査によると、複数の収入源を持つ人は約5400万人と、2年前の4100万人から30%余り増加した。

全体の伸びをけん引したのはZ世代で、複数の仕事を持つ割合は約16%と、ベビーブーマー世代の5倍に達している。

キャッシュアップ利用者全体では、57%がフリーランス業務や起業、コンテンツ制作、副業あるいは複数の仕事を通じて生活費を稼いでいる。

ブロックで製品や事業運営、顧客サポートを統括するオーウェン・ジェニングス氏によれば、若い世代でこうした収入源に依存する傾向が強まっている。

「若い世代はより高い柔軟性を志向しつつあり、労働市場の姿は大きく変わった」とインタビューで語った。

一方、この調査では、こうした「モダンアーナー(新しい働き方の担い手)」の多くが、従来型の金融機関から十分なサービスを受けていないことも明らかになった。

こうした金融機関は信用審査や税務サービスなどの金融商品を設計する際、一つの企業から定期的な給与を受け取る労働者を前提としているケースが多い。

その結果、同程度の収入があるにもかかわらず、融資や福利厚生、住宅取得の機会から排除されることがあるという。

キャッシュアップ利用者のうち、住宅ローンを得られているモダンアーナーの割合は21%にとどまり、給与所得者の32%を下回った。

原題:Gen Z Leads the Surge With More Americans Holding Multiple Jobs (2)(抜粋)

(原題更新に合わせ、Z世代を冒頭に置いて構成を変更します)

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