(ブルームバーグ):米アルファベット傘下のグーグルは、独自の人工知能(AI)半導体「テンソル・プロセッシング・ユニット(TPU)」を2028年に300万個超生産するようインテルに発注した。テクノロジーニュースサイトのジ・インフォメーションが匿名の関係者2人の話として報じた。
報道によると、グーグルは数カ月にわたりインテルの製造技術を検証した結果、TPUの一部生産を同社に委託することを決めた。
台湾積体電路製造(TSMC)が半導体の受託生産能力に対する旺盛な需要に対応しきれず、インテルはグーグルのような企業から受注を獲得しているという。
報道を受けて、インテル株はニューヨーク時間午前の取引で、一時12%高まで買われた。
Nvidiaも、4基のグラフィックスチップを単一ユニットに統合する次世代プロセッサーの製造にインテルの技術を活用できるか検証しているという。ジ・インフォメーションが関係者の話として伝えた。
インテルはここにきて、ようやくAI投資ブームの恩恵を享受し始めており、リップブー・タン最高経営責任者(CEO)が経営再建で成果を上げつつあることがうかがわれる。
一方、グーグルのTPUはここ数カ月、シリコンバレーで引き合いが強まっている。新世代のTPU投入でその勢いをさらに加速させ、AIチップ市場を支配するNvidiaに攻勢をかける構えだ。
Nvidiaのグラフィックス処理装置(GPU)は、特に高度なAIモデルの学習用途において依然として業界標準の地位を維持している。ただ、チャットボットやAIエージェントの応答時間短縮を目的とするチップなど、推論向け市場では新興企業を中心にNvidiaに挑む動きが広がっている。
原題:Google Tapped Intel for Over 3 Million Chips, Information Says(抜粋)
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