(ブルームバーグ):人工知能(AI)半導体で世界をリードする米エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は8日、先週始まった世界的なハイテク株売りについて、買いの好機だとの見方を示し、AIインフラの整備はまだ始まったばかりだと述べた。
韓国株はこの日、急落。投資家が世界的な株式相場の強気相場を支えてきたAI関連投資から後退した。韓国総合株価指数(KOSPI)は一時8.8%安となり、取引が一時停止された。サムスン電子やSKハイニックスが値下がりした。
AI関連取引の過熱懸念から世界のハイテク株は勢いを失っており、米国では追加利上げの可能性への懸念から、テクノロジー銘柄が5日の取引で売られた。
ソウルでSKグループの崔泰源会長と会談したフアン氏は、この株安をどう受け止めるべきかとの質問に対し、業界は依然としてAI主導の未来を支える基盤となるインフラ構築の初期段階にあると述べた。
エヌビディアとSKハイニックスは8日、AI向け次世代メモリーチップの設計に向けた複数年契約を締結したと発表した。SKハイニックスはこの急成長市場で、サムスン電子と競い合っている。
韓国の李在明大統領が同日、国内株式市場は依然として割安だとの認識を示したことを受け、SKハイニックスなどの株価は下げ幅を縮小した。
フアン氏は「私たちはまだ始まりの段階にいる。株式市場で何が起きたとしても、今は割安に買えるのだから非常にハッピーなはずだ」と主張。「誰もが非常に興奮するはずだ」と記者団に語った。
同氏によれば、「AIが世界のインフラになることは既定路線。かつてインターネットが世界のインフラになったのと同じ」だという。
原題:Nvidia CEO Says Selloff in Tech Stocks Is a Buying Opportunity、Korean Stocks Tumble as AI Trades Unwind, Threatening Bull Run(抜粋)
--取材協力:Youkyung Lee.
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