(ブルームバーグ):韓国の李在明大統領は8日、就任1周年にあたる記者会見を開き、将来の成長を幅広く支援することを目的とした大規模投資プロジェクトを公表する方針を示した。また、半導体産業が生み出す税収の上振れ分を活用する計画も準備していると明らかにした。
李氏は会見で、韓国経済を支える原動力として半導体以外の産業にも幅を広げ、多様な産業で世界トップ水準の競争力を育成していく考えを表明した。
「成長の果実が一部の企業や地域、産業にとどまってはならない」と、事前に用意した発言原稿で述べた。
こうした発言は、産業基盤の裾野拡大を目指す李政権の取り組みを象徴するものだ。韓国では、半導体輸出の急拡大が韓国経済成長の主要なけん引役となる一方で、その急増する利益やボーナスの恩恵を受けられない人々の間で不満も高まっている。
李氏は、社会全体が生み出した利益や機会は中小企業やスタートアップにも及び、地域や産業をまたいで広がり、人々の日常生活の具体的な改善につながるべきだと述べた。
また、韓国の成長戦略における「根本的な転換」を意味する大規模投資プロジェクトを、政府は近く発表すると説明した。
さらに、半導体産業によって生じた税収の上振れ分を最も効果的に活用する方法を決定し、国家成長基金が「万人のための成長」を実現するという目的を果たせるようにすると述べた。
原題:Korea’s Lee Marks First Year With Vow to Find New Growth Engines(抜粋)
--取材協力:Soo-Hyang Choi、Shinhye Kang、Seyoon Kim.
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