ウクライナ南東部マリウポリの製鉄所をめぐり、ロシア国防省は20日、改めてウクライナ側に投降を呼びかけましたが、応じたものはいなかったと明かしました。


ウクライナの部隊が拠点とし、市民ら1000人以上が避難しているとされるアゾフスタリ製鉄所をめぐり、ロシアは人道回廊を設置し、武器を置いて自主的に降伏するよう呼びかけたものの、「誰もこの回廊を利用していないと指摘せざるをえない」としています。

一方、人道回廊をめぐっては、ウクライナの副首相は停戦が確保されず避難が計画通り進んでいないと指摘していて、両者の主張には食い違いがみられます。